このエントリは「ねむだる豆腐音楽会 Advent Calendar 2023」の9日目の記事となります。
皆さんは大江千里さん知ってますか?
2,30代だと多分名前にはピンとこず、40代だと「かっこわるいふられかた~♪」とか「タモリがモノマネしてたやつ」とおっしゃると思います。50代になると「千ちゃん❤」(おばちゃんはハートがつく)「懐かしい~」となると思います。
若い人には秦基博がカバーしてたRainのカバー元で通じるかな?
僕の母親は「千ちゃん❤」タイプのおばさんです。僕が生まれる前、生まれてから、物心が付く前、ついてから、ずっとずっとずーーーーーっと車の中で流し続けていたのが大江千里。ぼくが「これだれ?」と聞くと「大江千里」としか返してこなかったので年がら年中母親が運転する車の中では大江千里しか流れていませんでした。
おそらく僕の音楽の感性、感情、思考は大江千里によって根底が作られていると考えます。そんな僕のイチオシ曲一覧が以下。
この曲はZARDで言うなら負けないで、中島みゆきで言えば地上の星、そんな曲。
イチオシというか、聞いとけば「ああ、あの人ね~」と言えるようになる。
秦基博ほか、カバーされる機会が多く、大江千里は知らないがこの曲だけ走ってるという人が多い曲。秦さんのはスッキリしちゃっててなんか味気ないんだよな。この千里さんの「いかないで いかないで そう言うよ」未練がましい感じがたまらん。
元カノに呼び出された男が始発で帰る元カノを見送る切ない曲。情景が伝わってきて良いんですよね。前奏のピアノのリバーブが気持ちいい
イントロが心にグッとくる、サビがまっすぐで気持ちがいい💯
「いつも忘れ物をして生きてた」って歌詞がね、心に残るんですよ。
歌詞の情景描写から彼女と別れた日から時が止まってしまった男の姿が伝わってきて、とても情緒を揺さぶられる。
昭和→平成のこれからというタイミングにリリースされたシングル。
これからどう生きていこうか、そういう事を考えるときに頭の中でよく流れる曲。
アップテンポな明るい曲が人気を集める一方で、情景描写が深いバラードが結構味わい深くて個人的にはそっちの方が好きですね。みんなも聞いてほしい。