うっかりLUMIX GF9とパナライカ15/1.7を購入
この記事を読んでいたらPanasonicのGF9をついうっかりしてしまった。
↓製品ページ
外観
GF9ボディ
レンズが付いていないと、だいたいPowershot G7 X・G5 X Mk2くらいのサイズ感。メッチャコンパクトなボディはプラスチック製だが質感はいい。塗装は薄いというか弱めなようで、ストラップの金具が当たるところが少し剥げていた。
中古でボディのみを購入したが、もともとのWレンズキットだとはじめからレンズが装着されているため、ボディキャップはない。そのため今ついているのは中古で買ったときからついていた社外製のもの。
グリップに関しては、サムレストのみだが、案外グリップは悪くない。
本体上部はカスタマイズできるボタンが2つとモードダイヤル、電源スイッチがついてるシャッターボタン。真ん中はポップアップ式のフラッシュが入ってる。
電源スイッチはちょっとゆるくて、かばんからの出し入れ等で誤爆することが多い。
本体右面はキャップを開けるとHDMI端子とmicroUSB端子がついている。GF9は充電器がついておらず、基本的にUSBからのバッテリー充電となる。
モニタは上方向のみにチルトする。でもカメラ本体を上下逆さまにすると下方向チルトができるからハイアングルからの撮影に便利。あと180度上に向けると自動で自撮りモードになり、Fn3ボタンがシャッターになる。あまり使わないけれど…。
パナライカ15mm/1.7
レンズ交換式カメラはボディだけじゃ写真は撮れないから、一緒に買ったレンズ。
LUMIXだけど…
最近ライカブランド安売りし過ぎじゃない?パナライカとかファーウェイのとか。
焦点距離は15mmで35mm換算だと30mmでF1.7
。換算30ってどうなの?微妙じゃない?と思ったが、案外そんなことはなく28mmほどソワソワせず、35mmほど狭くなくちょうどいい塩梅。結構使いやすくて気に入った。
このレンズはフォーカスリングの上に絞りリングが付いてて、ここで絞りが調整出来る。どちらも電子制御のバイワイヤになっている。
この絞りリングがかなり良くて、ここくりくりいじりながらシャッター切るとテンションが上って、写真を撮る喜びが高まる。
あと、このサイズ感ながら、フォーカスがインナーフォーカスでフォーカシング時に前玉が伸び縮みしないのもGood。
フィルター経は46mmで手持ちになかったから新規で購入。キタムラオリジナルで中身はケンコーのPRO1DigitalのOEMっぽい。
ちなみにボディは中国製だけれどレンズは国産だった。
手ブレ補正
レンズもボディも手ブレ補正は搭載していないため、光量が足りないところでは三脚を立てるか、手持ちなら気合で手ブレを止める必要がある。
センサー
フルサイズのRPとセンサーサイズの比較。
比較したときはうわちっちゃ!って思ったが、出てくる画を見て、フォーマットのサイズよりも好みの画作りかどうかの方が大事だなと思った。
操作性
いろいろな機能については他のブログで書かれてるだろうから、こんな誰が見てるかわからないブログでは書かない。でもこれだけは書きたい。フォーカスモードがめちゃくちゃ便利で、設定は顔・瞳認識AFにしておく。これだと人に向けたとき、顔や瞳を認識してフォーカスを合わせる。この状態で画面をタッチすると上画像のようなAFポイントが出てくる。
んで、このAFポイントは二本指で操作すると拡大・縮小できて自由自在にAFエリアを選択できる。
そのあとまた顔・瞳AFに戻りたければMENU/SETボタンを押せばいい。
これ、めちゃくちゃ便利でキヤノンのEOS M5とかRPに例えると、顔+追尾優先AFと1点AFとスムーズゾーンAFをシームレスに切り替えてる感じ。咄嗟のシャッターチャンスでAFモードの切替でまごつくことがなくなった。本当に素晴らしい。
作例
んまぁ、そう、特に書くことないから撮った写真見て❤
季節外れのあじさい。パソコンの画面で見て解像力の高さに驚いた。
絞り開放だとこんな感じ。フォーサーズはボケない?ほんとぉ?
「コンパクトなカメラ買ったし…」と思って楽に持ち運べそうなマンフロットの三脚を購入。小型で安価ながら、ガタツキもなくしっかりしている。なかなかいい。
この写真はちょっと後ろの木がボケてざわついているけれど、これくらいならまあいいんじゃない?
小さいセンサーのおかげで絞り開放でも四隅までぴっちり写せる。フォーマットの小ささは状況によってはアドバンテージにもなる?
さっきの三脚で撮影。4:3の画角ってどうなの?って思ったが、景色撮りだとむしろ扱いやすいと感じた。
雑感
正直、注文したときは「あ、また変なもん買っちまった」と後悔した。いざ使ってみたら、おもちゃみたいなコンデジのビジュアルとは裏腹に素晴らしい写りで「センサーが小さいのは」なんてふざけた考えをひっくり返してくれた。ありがとうGF9。
現像環境の関係でずっとキヤノンしか考えてなかったけれど色合いはパナのほうが断然好みだと気づいた。
なにより貧乏サラリーマンにフルサイズは無理だ。もういい加減目を覚まそう。レンズに10万、ボディに20万も使えない。なによりその半額程度で望んだ以上の写りをくれた。
これからはM4/3の素晴らしいレンズたちと慎ましくフォトライフを過ごそう。
あ、ちなみにGF9はケーズデンキとかだと処分価格の4万前半でWレンズキットが売ってて、これ買ってレンズ単品で買った場合と比較するとボディがおまけになるからおすすめだゾ。GF10/90(流通経路の都合で型番は違うが中身は同じ)との違いはH/Wはおそらく同一でS/Wのマイナーアップデートで自撮り関係が主にビューティー系で強化されてるだけでから、関心なければGF9が断然お得。さあ買った買った!!