gomaの雑記

アレもコレもほしがるなよ

二輪教習⑩(終わり)

最後は卒検!!

みきわめも終わり、ついに最後。卒業検定が来た。

失格になったらどうしようというプレッシャーでいまいちよく眠れず、開始まで待っているときもガチガチだった。

最初にコース図を渡され、覚えるように言われる。覚えるって言ったって、教習で走ってるコースだからすでに頭の中に入ってはいるから、どっちのパターンか覚えるだけ。

検定開始前に一つ一つ課題コースの気をつけるポイントを教えてもらい、確認する。

検定は大型のお兄さんと2人だけだった。先にお兄さんがNCで走った。もともと中免を持ってる人だったようで、難なくコースを走り終わった。

続いて自分の番。この間すっ転んだCB400にまたがる。緊張しているせいかいつもより重たく感じる。いつもどおりに発進して問題なく走っていた…が初っ端からウィンカーを出すタイミングが遅れてちょっと焦る。課題コースをスラローム→S字→クランクとこなしておく。

次は急制動。上司に「タイヤがロックして不合格になった」という話を聞いていて検定前はびくびくしていたが、走行中は緊張で完全に忘れていた。おかげで問題なくパス。その次は父親が昔落っこちた一本橋。これが一番怖かった。

ゆっくり発進して乗っかった瞬間に終端をガン見、ニーグリップを強くしめてハンドルに神経を集中させる。2/3を渡りきったところで一瞬左に傾きそうになってヒヤッとしたが、クラッチをうまく操作して難を逃れた。きっちり7秒以上で渡りきりクリア。

ここで気が抜けたせいか、最後の坂道発進でリアブレーキを強く踏みすぎたせいかエンスト。嫌な汗が噴き出す。え!?教習中でもエンストしなかったのにこのタイミングで!?!?とまずいまずいもうすぐ終わりなのにまずいまずいまずいと思いながらエンジンを掛けてアクセルを回す。ブゥォォォォン!!!!と景気のいい音を立てながら坂を越え、発着点へ戻る。あれ?エンストって失格だっけか?と思いながらバイクから降りる。

ニコニコした試験官から「いや~乗り慣れてるね。普段なにか乗ってるの?」と聞かれる。え?と思いながら「カブ乗ってます」と言ったら。「なるほどね~」と返された。「エンストって失格でしたっけ?」と聞いたら「いや減点だけだよ。ちゃんと安全確認もできてたし問題ないね」と言われて一安心。最後に試験官をしてくれた教官に「ふたりとも多分合格だから片付けしてまっててね~」と言われたあと、肩の力が抜けて疲れた。

その後一緒に試験を受けたお兄さんにペラペラいろいろ喋ったけれど、覚えてない。その後無事合格と言われ、簡単な卒業式をしたあと帰ってきた。

なんだかんだで最短の教習時間で卒業することができてよかった。

4/24に教習開始し、6/1に終了。ほぼほぼ1ヶ月で終わった。長いようで短い時間だったが、楽しいこと、苦しいこともあったり、路上で車を走らせる上で大切なことが再確認できたり、今後2輪・4輪を運転する上で大切なことを新発見・再発見できた。初心を忘れず安全運転で楽しみたい。