気づいたら机の上にレンズが2本生えていた。
50-200mmと32mm単の2本。
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
これは中古でカメラのキタムラから生えてきた。
EF-M唯一の望遠レンズ。高倍率の便利ズームは150mmまでだし、タムロンの便利ズームは一応テレ端200mmまでだけれど、重たいからノーカン。新品で買うとそこそこの値段になるけれど、中古で未使用品を探したら、リーズナブルなこれが見つかった。
レンズ単体で持つと結構軽いけれど、マウントしてボディとセットだとそこそこの重量感。でもAPS-Cのレフ機のEOS 80D+だいたい30gって考えると軽いなぁ。
これをこの間の肩掛けストラップで持ち歩いてみた。
作例?
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いろいろ撮ってみようと思ったが、いかんせんずっと単焦点ばかり使ってたものだから、取り回しの感覚がつかめず、あまりシャッターを切れなかった。ワイド端でも35mm換算89mmだけあって、近くにあるものを撮ろうとすると結構離れないといけない…。だけれど、遠くにあるものをググっと手繰り寄せるように撮れるのはとても楽しい。月は思ったより小さかったのでトリミングしてある。月を撮るときはもう少し倍率がほしい。
持ち歩いたとき、ずっと絞りはF8で使っていたけれど、ここまで絞り込めば解像感のある写真が撮れる。くっきりはっきりしていて色収差も少ない。もうちょっと持ち歩いてみよう。
EF-M32mm F1.4 STM
これはG5 Xを買ったケーズデンキから生えてきた。店頭値札は57,980(税抜)だったけれど、カメラコーナーの近くを通りかかったおっちゃんを捕まえて53,000(税込)まで下げた。
22mm F2と比べると大ぶり。鏡筒が黒しかないけれど、白ボディのユーザーは無視かな?
このレンズもレンズ構成と金属マウントのおかげか(マウント関係ないか)重さが望遠-30g。でも肩掛けでさげてるとあまり気にならない程度だった。
作例??
(クリックして拡大)
いや~このレンズはすごい!!開放でとってもこの質感というか程よい解像感とボケ味。なにより値段が値段だけあって四隅の収差がほぼなくキレイに撮れる。Lレンズに迫る描写性能と謳うだけあってなかなかイイ感じ!
換算52mm相当の焦点距離は、ファインダーを覗き込んだときに見たものをそのまま写せる。RAWで撮って現像して遊んだが、どれもこれも撮った写真が思ったとおりに撮れていて楽しかった。
まとめ……
ぶっちゃけ32mm単の性能が良すぎて、他のレンズが霞んでしまう。でも22mmは換算35mmの画角で広く写せてマクロも寄れる。単焦点だけあってスッキリとした写りもいい。一番活躍の機会が少ないのはキットレンズの15-45mmか。絞ればカリッと高解像度だけれども…帯に短し襷に長しというか…単焦点と望遠があれば「まあ、いいか」といった感じに…。でもキットレンズは思い出した頃に使うと良さがわかるだろうから、暫くドライボックスの肥やしにでもしておこう(´・ω:;.:…