スマホを買い換える感覚でμ43を手放してSIGMA fpをmy new gear…しました。
いや、別にフォーサーズが嫌になったわけではないです。fpが魅力的過ぎました。Go Andoさんのnoteに心打たれ、心惹かれてしまいました。
どこに心惹かれたかって、プロダクトとしての"美しさ"とMade in Aizuの素晴らしさ。
あ、いいなぁ。こんなしっかりとした経営哲学を持って新しい製品を世に生み出している会社を応援したいな。と思ってマップカメラに行きました。
撮った写真
撮影した中でも、特に自分で気に入っている写真を貼ります。レビューって書くの難しいんだよね。ポンポンカメラ買い換えるアホには難しいよ。
出先で撮った最初の写真。fpのデビューは大子町でした。F11まで絞って撮影。しっかりと解像していて好みの写り。μ43の写りも好きだったけれど、こっちの方がより好みに近い!
茨城県民なのに23歳にして初めて行った袋田の滝。水量は少なめ。飯屋のオバちゃん曰く「今年は暖かすぎて氷瀑ないね」とのこと。
テーブルフォトは下手だけどこんな感じで。あと、↑含めて何枚かカラーモードを「Teal & Orange」で撮影しているけれど、これが非常に素晴らしい。景色撮りもメシ撮りもポートレートもなんでもイケて、多用しまくってます(笑)。
最後のは偕楽園の梅。今年は新型肺炎のせいで観光客が少なくて、快適に梅を見れました。
明るいところで絞り開放で撮ると周辺減光が目立つけれど僅か。
持ち歩き
大子に行ったときは、何もつけなかったのでがすが、そのままだと落っことしそうで怖かったため、Peak Designのカフを付けました。
最初は細身のストラップの「リーシュ」にしようかと思ったけれど、ストラップは使わなくなると思って、これにしました。コンパクトなfpのボディに相まって丁度いいです。
ストラップはPeak Designおなじみのアンカーシステムで外せますが、fpのストラップホルダはコイン等で回すとはずせるように出来ているため、アンカーシステムの恩恵はちょっと薄いかも…。
ローリングシャッター現象
方方で言われていますが、このカメラはメカシャッターが搭載されておらず、画素センサーの読み出し制御で電子的にシャッターを切っています。(あれ?合ってるよね)
電子シャッターは、シャッターショックによるブレがない、シャッターユニットとがない分小型化ができるといったメリットの反面、データの読み出しが遅れることで像が歪みます。
こんな感じ。
これ、何が悲しいってフラッシュの同調速度が1/30(14bitRAW記録時は1/15)になる。実質フラッシュは使えない。唯一不満があるとしたらこれかなぁ。
まとめ
最後にちょっとネガなことを書いたけれど、ポケットサイズにフルフレームの写り、Made in Aizuのプロダクトの素晴らしさ。非常に満足してます。
ファインダーがないことをよく指摘する意見があるけれど、個人的にはなくていいと思ってます。写真を取るときに、どうしてもファインダーを覗いて構図を決めることばかりに集中してしまってでかけた先で写真を撮ることばかりに気を取られてしまうから、モニタでサクッと撮って景色やらなんやら楽しめるほうがいいなぁと。
なにより、軍艦部がないことで、人前で振り回しても”いかにも”な感じがせず自然に写真撮影ができるのもいいですね。
しばらくはfp+45mmの組み合わせでいろいろな写真を撮ろうと思います。
今欲しいのは24-70mm F2.8 DG DNだけれど。
ちなみに
冒頭で少し触れたとおり他に持っていたカメラ機材はすべて手放しました。今、時分用にあるカメラはfpとキットレンズの45mm/F2.8だけ。一回これだけにリセットして、機材に頼らず写真を取れるように腕を磨こうと思い、整理しました。お金がないから下取りへ出したってのもあるけれど…。