gomaの雑記

アレもコレもほしがるなよ

【トヨタ・ライズ】パワードサブウーファー取り付けDIY

タグが付けられるようになったっぽいからせっかくだから付けておこう。

車のレビューもなしにいきなりDIYの作業ログとはいかに!?となりそうだが、全然出かけられてないし、車の写真も撮ってないからそれはまた今度。

 

概要

ライズにパワードサブウーファー(以下サブウーファー)載せました。よくサブウーファーの質問に「ワゴンRに取り付けできますか?」とか「アルファードの純正カーナビでも対応しますか?」とかあるけれど、サブウーファーって汎用品だからどの車両でも付きますよ。

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接続図

今回はこんな接続で載せました。ナビいらねでディスプレイオーディオをOPで付けたんで、RCAがないからハイ/ローコンバーターを噛ませて変換してラインイン。電源はコントロールはアクセサリ(ACC)につないでメイン電源はバッテリー直結。グランド(アース)はフロントまで引いてグローブボックス裏に有ったものと共締めしました。

サブウーファーはムーヴちゃんに乗ってたTS-WX22Aという骨董品を下ろしておいたのでそれを流用。

 

ちょっとやさしい解説

車のオーディオって難しく感じます。僕も要領掴むまでは専門用語ばっかで何じゃこりゃでした。でも難しさとしては家でオーディオやったこと有ったり、テレビとカセットデッキつないだことあれば誰でもできるレベルです。

ハーネス

ナビやカーステレオに繋がってる線をハーネスって言うっぽいですね。

カプラー

配線を接続する端子。

アース

マイナス、GNDと同じ。

バッ直

バッテリー直結のことで、カーナビの設定バックアップや、サブウーファーの電源取りでつなぎます。

注意! 車ってシャーシの鉄板全体がマイナスになってます。だからうっかりバッ直した配線の被覆が剥けてボディの鉄板に接触するとバッテリーがショートします。んで配線が熱くなって焼けます。それによって車両火災を引き起こすことがあるため、バッ直には細心の注意を払う必要があります。まじでこわいよ。

ACC

アクセサリ電源。キー挿す車だとイグニッション回して一番最初にカチンと止まってナビとかだけ動くあれです。

サブウーファーの配線でコントロール電源という配線があったらここにつないで構いません。電圧がかかるとサブウーファーがオンになります。スイッチング電源と思うと分かりやすいですね。

RCA端子

スーファミの赤白黄色のアレです。サブウーファーはこれの赤白で接続するのが一般的です。音に拘ったカーナビとかオーディオデッキだとRCA付いてるんですが、純正ナビだとほぼありません。そのため、フロントかリアのスピーカーへハイ/ローコンバータを割り込ませて音声信号を分岐させる必要があります。

ハイ/ローコンバーター

スピーカー分岐でオーディオ音声を取るときに必須。音質を整える?らしいですけど噛ませないときとの違いが分かりません。でも信号が増幅されてスピーカーとサブウーファーの音量バランスが整うので付けてます。

 

あと分からんのはググって。おれもそうしたから。

 

設置手順

本体の設置

まずはサブウーファー本体。これはラゲッジボード裏に付属のステーを使って固定しました。

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本来は表面に付けたりスペアタイヤの上に箱作ってそこへしまうのがセオリーだと思いますが、ものぐさなのでこれで。

 

配線

配線の接続前に必ずアース(マイナス)を外しておきましょう。

次は多分一番めんどくさいハーネス隠し。

配線を通す場所は助手席及びその後ろのBピラーと後部座席の内張りの中へ。

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写真左は後部座席。隠れてますが赤線のところを通っています。

写真右は助手席。すでに有った配線に沿って通しました。Bピラーは外すと億劫なので隙間から上手いこと内側へ入れました。引っ張った配線はバッ直コントロールアースRCA、リモコンの5本を引きました。後部座席からラゲッジスペースへ通すのに苦労して30分くらい浪費しました😂

 

助手席まで配線でけたら、グローブボックスを外して繋ぎます。グローブボックスの外し方は取扱書に書いてありました。ダンパー外してから爪を外して引っ張るだけ。

あと、助手席足元の内張りも外します。

 

バッテリーから引き込み

バッ直線の引き込み。エンジンルームからグローブボックス裏へ配線を引き込みます。

ここでまた注意!サブウーファーはこの配線で電源を供給します。そのため付属している線は結構な太さになってます。それだけ大電流を消費するということです。そのため配線の延長等を行う際は、同じ太さのケーブルを使用するようにしましょう。細い線は大電流を流せず最悪燃えます。

 

引き込み位置はここ!

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エンジンルーム側

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車内側

車内側はエアコンのユニットで隠れてて分かりづらいですが、ここです!この写真でわからなかったら無理です。おとなしくオートバックス行って工賃払いましょう。

針金で穴開けてそこを通しました。

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バッテリー端子

バッテリー端子への接続は「ここ繋げ」と言わんばかりに空きがあったのでそこへ接続。

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アース位置

アースは橙丸の所へ落としました。

 

ディスプレイオーディオへの接続

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10Pカプラへ割り込み

グローブボックス下まで配線が引けたらいざディスプレイオーディオへ接続!

トヨタ車(ダイハツもこれ)のオーディオの配線は10Pと6Pのカプラに分かれてて、10Pのほうに電源やらとフロントスピーカーの配線があります。指でつまんでるのが、リアスピーカー用の6Pカプラ。

んで、この10Pカプラに分岐をつけてそこからフロントスピーカーとACC、ハイ/ローコンバータ用のアースを取ります。そこで使うのがこれ。

間に挟むだけで電源+スピーカー配線が分岐できるすぐれもの。車両の配線はなるべく加工したくないので、こういうのは重宝します。

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届いたのがこれ。アースにY字がついてますが、コンバーター直結のためちょん切りました。来年の年始めはおれも11日まで休みたい。 

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配線あるあるでキャップを入れ忘れてカシメる。

 

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出来上がり

コンバータにギボシを付けて接続したのがこれ。使わないイルミ端子とバックアップはテープ貼って塞ぎました。このバックアップ(バッ直)は使わないほうがいいです。ありえませんが、普通のパワードサブウーファーなんかつないだら一瞬でヒューズが飛びます。まあせいぜいドラレコとかETC用かな。

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出来上がったら接続します。コンバータは奥に隙間があったんでそこへ両面テープで固定しました。あとはディスプレイオーディオを戻して蓋しておしまい。

2日に分けてハーネス配線3時間とディスプレイオーディオへの接続で2時間だったので5時間とまあまあ時間かかりました。でも今回で要領は掴んだんでいつかあるまた今度はもうちょい早くできそう。

 

接続後のインプレ

ドアスピーカーから出なかった重低音が居ます。あとドアスピーカーでは出なかった低音の音階が分かるようになって曲本来の音がかなり出るようになりました。デッドニングしたあと、音に厚みが出てこれサブウーファー要らんかもなって考えてましたが必須ですねこれ。サブウーファーつけたのとフロントドアをデッドニングしてある以外は純正状態ですが、もともと高音~まあまあ低音までだった周波数域に低音~重低音が追加されたことで万遍なく音が鳴るようになり、ディスプレイオーディオのイコライザーで音を整えたら十分音楽を気持ちよく聞ける環境になりました!

純正のドアスピーカーとツイーターってちゃっちいように見えて結構癖のないキレイな音を出してくれるから、音楽のジャンル問わず素直に音が出てとても良いです。

もし車のオーディオに少しでも拘りがあって、現状の音に満足していないならすぐイエローハットオートバックスで弁当箱みたいなやつでもいいからサブウーファーを買ってきて設置するべきです。内張りはがす度胸があれば簡単だし。

手順は誰かの参考になれば幸いです。