好きな数字は3です。3が並んだパソコンを組んだのでレビューします。
前のエントリに書いたとおり、パソコン組みたい病の発作が起こり、パーツをポチりました。アークとアマゾンでポチポチ。レビューします。
使用するパーツ
使用するパーツを紹介します
CPU:AMD Ryzen 5 3600
Zen2世代にモデルチェンジしたRyzen 5 3600くんをセレクト。このCPUはPCIe 4.0(Gen4)に対応しているけれど、チップセット、マザー、対応したグラフィックボード等の拡張カードでなければ、3.0として動作します。
CPUクーラー:noctua NH-L12S
CPUクーラーは以前使ったNH-L9a-AM4が良かったので気に入ってnoctuaをセレクトしました。トップフローです。
RAM:ADATA PC4-21300 8GB×2
「もしかしてメモリってオーバークロックも長時間高負荷の作業もしなければ、なんでもいいのでは?」と思い、めっちゃ安いADATAのものをセレクト。2666MHz駆動で8GB×2の構成で7,000円切ってます。安い。一応永久保証になってます。
M/B:ROG STRIX B450-I GAMING
マザーはASUSのMini-ITXをセレクト。Mini-ITXってびっくりするくらい選択肢がなくて、各メーカー1種類ずつしかないです。GIGAにしようかなと思ったけれど、ASUSは自分のマシンで使ったことがなかったので、折角だしと選んでみました。
GPU:GIGABYTE GV-N1650OC-4GD
グラフィックボードはパソコンで何かゲームでもするかな…と思い、それなりに性能が高いGTX 1650をセレクト。このギガのモデルはファンが2つついてて、なおかつ低負荷時はファンが止まるセミファンレス仕様になってます。ベンチマークで負荷をかけたけれど、かなり静かで快適。
SSD:Western Digital Black 250GB WDS250G2X0C
2400Gの2号機を組んだときから使っているもの
PSU:fractak design ION SFX 500G
電源はエアフローの観点から、なるべく小さいものでセミファンレスなのが良いなと思って、探したら出てきたこのION SFXをセレクト。
CPUの箱とサイズ比較したんだけれど、めちゃくちゃ小さい。ATX電源と比べて「本当にこれで500W出力できるの…?」と疑問になるほど。小さくてサイコーです。前のSuperFlowerのファンレス電源は5年近く使ってることもあり、経年劣化を考慮し、ドナドナしました超安定してました。
組み立て
途中の撮影がめんどくさかったので結構飛び飛びです。もう何度もやって採るの面倒くさくて…仕方ないよね。
電源ユニット取り付け
電源ユニットはSFX規格だけれど、ケース側はATXしか対応していないから、変換ブラケットを取り付けます。ちなみにこの電源、シャットダウンしたとき、「パチン!」とそこそこの音量でリレーが鳴るので電源が切れたときの主張が強い。でもコイル鳴きもなく、ファンが回ってても分からないくらい静音性が高くてとてもいいです。そこそこ高かったけれど、静かで安定してて小さくて満足。
CPU取り付け
AMDのCPUはIntelと違って、固定レバーを下げたときに「ミシミシ」と嫌な音がしないから精神衛生的にとてもいいです。ただスッポン!しちゃうのだけが難点。まあCPUクーラーを外す前にBIOS画面で数分放っておけばいいだけなんだけれど、面倒。
SSD取り付け
M.2 SSDはオーディオのモジュールと一緒になった立体構造のところに挿します。ヒートシンクもついてるからトップフロークーラーと組み合わせてヒエヒエって感じで。
マザーボード実装完了
メモリはちゃっちゃか挿しちゃって、CPUクーラーは説明書読みながら集中して取り付けたら見事に途中経過を撮り忘れました💦。あとCPUクーラーのファンが最初はヒートシンク下側についてて下から上方向に風を当てるようになってたから、バックパネルと干渉するのと、アカンこれじゃSSDとVRMが焼けるぅ!となったため、上部に移動して送風方向を変更。上から下に風が流れます。
テスト起動とGPU
テスト起動時にビデオカードを挿します。Ryzenくんはオンボードグラフィックがないため、テストでもGPUが必要。その時にこいつを挿したんだけれど、このグラフィックボードは初期不良なのかファンから「ジーーーー」というノイズが酷く使い物になりませんでした。うるさすぎる。返品しました。ただこの時は気づいておらず、そのまま組み込んでしまった。
ピンヘッダ取り付け
問題なく起動したので配線をします。ASUSのマザーにはフロントパネルのピンヘッダを取り付けやすくするコネクタが付いてます。最初USB2.0端子に何か増設するケーブルかと思ったけれど違った。これにフロントパネルの端子を挿してマザーに挿すだけなので、超簡単になる。マザー全メーカー採用して?♡
電源ケーブル配線
電源ケーブルはATX24ピンとEPS8ピンだけですSSDはマザー直付けだし、グラフィックボードも補助電源不要だからこれだけです。配線がスッキリして素晴らしい!
配線完了・OSインストール
WBがおかしいけれど、こんな感じになりました。この日は天気が良かったから組み上がって満足したあと、おバイクしてたため、日が暮れてからのOSインストール作業となりました。
人のいない川沿いで1万1千回転まできっちり回すと、気が狂う程気持ちええんじゃ。
カバーは付けず、そのままOSインストール。このときやっとグラフィックボードの異音に気づいて、光の速さでヨドバシで代替のマザーを買ってこいつを返品した。
OSはいつもどおり、自分のMicrosoft アカウントに紐付けしたライセンスでWindows 10をインストールします。だた今回は、認証エラーが出て、画面に「このプロダクトキーは他のPCで使われています」と表示されたため、無料のサポートダイヤル(機械オペレーター)にダイヤルし、認証し直しました。
上の流れとは関係ないですが、このマザーは電源を切ってても通電してるだけで光ります。ピカピカは嫌いなのでBIOS上でオフにしました。
ベンチマーク
今度のパソコンはゲームでもやろうかと思って組んだからちょっと多めにベンチマークを回してみたので貼っておきます。
ちはやローリング
いつものなんで試すかわからないちはやローリングさん。SSまでは見たことあったけれど、初めて自分のマシンでSSSを記録しました。確かSSSSだとシベリアまでたどり着けたんだっけかな…おそらくブーストでクロック数高めのおかげでここまで出たんだと思われ。
FINAL FANTASY ⅩⅤ Windows Edition Benchmark
やるつもりはないけれど、重めのFF15を。仮想フルスクリーンで高品質だと普通になりました。フィールド歩いたり、釣りしたりする分にはそこまでフレームレートの落ち込みはないけれど、デカイ敵と戦闘を快適にしたいなら、画質を落とせば1650でもそれなりに遊べそう。グラフィックメモリが4GBじゃこのクラスは足んないです。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
これはもう余裕ですね。余裕。
CINEBENCH R20
CPUスコアの計測用にMicrosoft Store版のCinebench R20を走らせた。スコアは3462でグラフを見ると初代RyzenシリーズのRyzen 7 1700Xの定格と同等クラスっぽい。2コア4スレッド減ってこれってことはZen2でプロセスルールが7nmに微細化された恩恵は大きそう。強い。
Lightroom書き出しテスト
いつもの一番大事なやつです。最近あんまりカメラ持ち歩けてないけれど。
現像条件はRyzen 5 2400GとSurface Pro 7のときと同じ、LUMIX G9 PROで撮影した現像済みRAWデータ50枚の書き出し。
結果は…
38.9秒で一枚あたり1.28秒!!
あとLightroom自体のレスポンスも早くてサクサクだし、現像でパラメータのスライダーをいじるとSmooooothにプレビューに反映されてニッコリですよ😍
まとめ
かなりスペックアップしてやりたいことがサクサクできてとてもサイコーです。というかこの構成で出来なかったら困る。
安物メモリのADATAさんですが、Cinebench回したり、Lightroomで書き出ししたり、Youtubeで動画見たりと色々しましたが、安定して動いてます。これからはこのくらいの価格帯のものでもいいかも。memtest86でも回してみようかな。
あとマザー・メモリは前のRyzen 5 2400Gの時のをそのまま使えたから、買取りに出したのをちょっと後悔してます。
グラフィックボードの返品についてですが、Amazonの注文履歴から返品処理をして、返品理由に「初期不良でファンからジーーーという異音がします」と書いて丁寧に梱包してヤマトさんの着払いで送りました。そしたら3日ほど経ってからAmazonギフトに受領され、その日に全額返金されました*1。超簡単!
*1:返金方法は選べるっぽいけれど、アマギフで購入したためか、選択肢はなかった