この間、突然ESP8266がアクセスポイントに繋がらなくなったので色々やったことをまとめる。
リセットしてもブレッドボードから外しても何してもアクセスポイントに繋がらなくなってしまったので色々やった。半分自分用の覚書。
試したこと
アクセスポイント名の変更→変わらず
試しにSO-02HのテザリングをオンにしてSSIDとパスワードを変更してスケッチ書き込み→繋がらない
アクセスポイントの問題ではなさそうなのでESP8266自体をいじってみる
Arduino IDE上でボードマネージャから別のバージョンファームを入れて焼き直してみる→変わらず
ここまで色々やってもだめだったので、ATコマンドが使えるファームを書き込んでもう一度、Arduino化するファームを書き込んだら動いた。
ATコマンドのファームを焼く手順
下記URLからFlash Download ToolsとSDKを持ってくる
ツールはWindowsでのみなので注意。
ダウンロードツールはこれ
SDKは「ESP8266 NONOS SDK V2.1.0 20170505」を使った。
頑張って解凍したあと、ダウンロードツールのフォルダの中にある実行ファイルを起動するとプロンプトが立ち上がるので、少し待つとボタン3つのウインドウが出てくる。
今回はESP8266なので一番上のボタンを押す。
起動すると???ってなるけれど、枠にbinファイルを指定していってSDKフォルダ内にあるbin\at\内のreadmeに書いてあるのでそれを参考に設定する。
以下readme.mdの内容
### Flash size 32Mbit: 512KB+512KB
boot_v1.2+.bin 0x00000
user1.1024.new.2.bin 0x01000
esp_init_data_default.bin 0x3fc000 (optional)
blank.bin 0x7e000 & 0x3fe000
これをそのまま当て込んだ
ちょこちょこ指定したらFLASH SIZEを32bitを指定してポートとボーレートを確認。
ここまで来たらESP8266をブレッドボードに刺すなりして、IO0ピンをGNDに落とす。こうすると電源を入れたときに書き込みモードで立ち上がる。
ここまで来たら、ESP8266をパソコンに繋いで、書き込みボタンを押す。
暫く待つと書き込みが終わるので、とりあえずArduino IDEのシリアルモニタからATコマンドを叩く・・・何も出ない。焼けちゃったかな?と思いながらArduino IDEからスケッチ流し込んだら、何事もなかったかのように動いた。一件落着。
まとめ
なぜこうしないと動かない状態になったのかがわからない。