ことのはじまり
今まで常用していたヘッドホンATH-A500X(以下A500X)は二年前のクリスマスに期限の良かった母親が「Amazonで1万円以内までならなんでも好きなモノ買ってあげる♡」と言ったのでありがたく買っていただき使っていた。しかしつい先日友人が「ヘッドホン買ったよ~~~~」と自慢げにカバンからSound Blaster EVO ZxR HS-SBEVO-ZXRを取り出してきたので拝借し "そして明日の世界より――" のOP "for our days"を鳴らすと前奏のズーンと沈むような低音と心地良く広がる主旋律が心にグッと来てしまい(ただ高音は伸びが悪く好みの音ではなかった)給料日前というのも相まって衝動的に買ってしまった。これだからIYHはやめられない
で、M40xを買った
続きを読むを挿入することを覚えた。それは置いておいてATH-M40x(以下M40x)を購入した。これをセレクトした理由は
- モニターヘッドフォンである
- 予算の15,000円以内
- なるべくプラシーボ効果が高そうなやつ
- レビュー評価が高いもの
- ケーブル着脱可能
こんな感じ。なぜモニターヘッドホンなのかは色付けされた音が嫌いだから。
大体のイヤホン/ヘッドホンは聞きやすいように所謂ドンシャリや蒲鉾といった低中高音に強弱が付けられているがモニターヘッドホンはレコーディングなどでの仕様を想定されているのでそういった強弱がなくほぼフラットな音を出すようになっている(とはいっても多少低音が強かったり高音が弱かったりしたりするけど)ので有り体に言えばつまらない音になる。だがそれが本来のマスタリングされたそのままの音なのでそれがいい。
といったところ。まあ条件がモニターヘッドホンだともう選択肢殆ど無いから選んでないようなもの・・・
ケーブルは標準で二本付いていて片方は3mストレート、もうひとつは黒電話っぽいカールコード1.2m(伸ばすと約3m)
あとはパッケージが見ての通り高級感あってプラシーボ効果高くいい感じ。レビュー評価も高評価でだいたい星4.5以上。
左からA500X、M40x
Amazonで注文(10,770円也)し、届いてから軽くエージングかけること3.5時間、少し聴き比べてみるとA500Xだと全体的にぼやっとしていた音がくっきりとして高音に艶があり、音に広がりが増した。他にも音の定位がはっきりしていて今まで聞いていた曲でも「こんな音があったのか」と新発見があり楽しい。
少額の投資だったので多少の音質向上を得られたので非常にいい買い物をした。もしモニターヘッドホンが好きな人がこれを読んでくれたのなら書いておくがこの製品は"買い"である。